textile エプロンの素材 ■綿(コットン) 様々な衣類に使用されている、天然素材(植物)ならではのあたたかみのある綿(コットン)素材。当社のエプロン製品で最も多く使用されています。発色性が良く、プリント製品にも向いています。【メリット】●吸水性が高い ●肌ざわりがやさしい ●熱に強い【デメリット】●洗濯によって縮む ●シワになりやすい ■麻(リネン、ラミーなど)綿(コットン)と同じく、植物由来の天然素材です。使えば使うほど、良い感じに馴染み、生地の風合いに味がでてくるのも魅力のひとつです。肌ざわりはシャリ感があり、春から秋の季節にピッタリの素材です。【メリット】●通気性が良く涼しい ●吸湿性、速乾性に優れている ●強くて丈夫【デメリット】●洗濯によって縮む ●シワになりやすい ■ポリエステル石油から作られる人工の合成繊維。様々な衣類に使用されています。丈夫でシワになりにくく、着用時の落ち感・ドレープ感があるのも特徴のひとつです。エプロンのアイロンがけが面倒な方には「T/C(ポリエステルと綿が混ざった素材)」がオススメです。【メリット】●シワになりにくい ● 速乾性があり乾きやすい ●強くて丈夫【デメリット】●吸水性が天然素材に比べると悪い ●静電気が起こりやすい ●汚れが落ちにくい ■オパールプリント綿とポリエステル(※)の混紡素材に特殊プリント加工を施し、模様を部分的に透けさせるプリント加工生地です。見た目が美しく、透明感・清涼感があるのが特徴です。デリケートな素材ですので、洗濯時はネットのご使用をオススメします。※他の素材を使用する場合もありますが、当社では主に綿とポリエステルを使用しています。【メリット】●透明感があり美しい ●乾きやすい ●軽量【デメリット】●透けている部分の強度が低い ●透けている部分は水を通しやすい ■先染め先に糸を染めてから色違いの糸を組み合わせて作った生地です。先染めに対して後染めは、完成した生地に染料で色をつけたもので、プリント加工なども後染めに含まれます。ダンガリー、シャンブレーなどの無地や、チェック、ストライプ、ジャカード織など様々な表現が可能です。【メリット】●糸自体が染まっているので色に深みがある ●後染めより色落ちしにくい【デメリット】●加工コストが高いので商品の価格も高くなる ■タオルパイル織の生地の総称を一般的にタオル地と呼びます。ループパイル、シャーリング、ガーゼなどがあります。当社のエプロンでは、表面の糸がループ状になった「パイル織」とループをカットした「シャーリング」を主に使用しています。柄の表現方法は「ジャカード織」や「プリント」などがあります。【メリット】●吸水性が良い(パイル織) ●糸が飛び出しにくい(シャーリング)【デメリット】●重さがある ●引っ掛けると糸が飛び出る(パイル織) ●パイル織に比べ吸水性がやや劣る(シャーリング) ■コーデュロイ(コール天)パイル織のひとつで、表面に出たパイル糸をカットして凹凸を出した生地です。暖かみと上品で落ちついた光沢があり、秋から冬物の製品に使われます。畝(うね)があるのが特徴で、「WELL(ウェル)」という単位で表します。単位が小さいほど畝が太くなっていきます。【メリット】●保温性・吸湿性に優れている ●オシャレで高級感がある【デメリット】●摩擦に弱い ●重さがある ■ニットジャガード何色かの糸を使って、編み込むことで柄を表現した生地です。ニットならではの暖かみがある素材感と、プリントとはまた違う奥行きのある表情が魅力的です。プルオーバー(かぶり)の形の製品はルームウェアとしても便利です。型崩れを防ぐために、洗濯機での洗濯はオシャレ着洗いがオススメです。【メリット】●暖かみがある ●柔らかく肌ざわりが良い ●柄の表現がやさしい【デメリット】●摩擦により毛玉が発生する ●伸び、縮みが起こりやすい ■フリース主にポリエステルから作られる起毛素材です。羊毛のような暖かさと、ポリエステルが持つ便利さを兼ね備えています。ポリエステル起毛製品は火が燃え移りやすいのでキッチンでのご使用には注意が必要です。毛玉ができやすいので、洗濯時はネットのご使用をオススメします。【メリット】●保温性・速乾性に優れている ●軽くて暖かい【デメリット】●摩擦により毛玉が発生する ●火の側での使用は要注意 ■撥水加工生地ポリエステルやナイロンなどの合成繊維に水を弾く加工を施した生地です。ガーデニングや洗車など、外での作業に向いています。弾かれた水は床に落ちるので、室内でご使用する際には注意が必要です。お手入れは部分洗いがオススメです。洗濯を繰り返すと撥水効果は落ちますのでご注意ください。【メリット】●水を弾くので衣服が濡れにくい ●防水加工より蒸れにくい【デメリット】●防水加工より水を通さない力が弱い ●洗濯により徐々に効果は落ちる